広島・末包 “先輩の威厳”2戦連発3ラン!東洋大の後輩・村上撃ち「自分にとっても自信になる」

[ 2024年5月22日 05:45 ]

セ・リーグ   広島6-2阪神 ( 2024年5月21日    マツダ )

<広・神>3回、3ランを放つ末包(投手・村上)(撮影・北條 貴史)
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 広島・末包昇大外野手(27)が21日の阪神戦で2試合連続3ランを放ち、今季2度目の4連勝と最多貯金4を呼んだ。難敵の村上に対して初回から先行し、2―0の3回1死一、三塁からバックスクリーンへ2号。プロでは初対決だった東洋大の2学年後輩に威厳を示す2安打で貢献した。本拠地での首位攻防3連戦に先勝し、0・5ゲーム差に接近。22日に勝てば、今季初の首位浮上だ。

 末包が先輩の威厳を示した。2―0の3回1死一、三塁で甘いフォークをバックスクリーンへ。2試合連続3ランの2号で大歓声を一身に浴びた。

 「最高の結果になってよかった。あっちは(昨季)MVPなので。そういう投手から打てたのは自分にとっても自信になる。次回の対戦できりきりまいにされないように頑張りたい」

 村上は東洋大の2学年後輩で、3年から4年にかけての半年間は野球部寮の303号室で一緒に過ごした。6月以降、1軍に定着した昨季も右投手に対しては先発を外れることが多く、球場で会っても「今日、出ないんですか?」と言われてきた。心待ちにしていた対戦がやっと実現。2回先頭では初球カーブを左翼線へ二塁打して2点目の本塁を踏み、2試合連続マルチ安打で貢献した。

 体重は落ちてもパワーは落ちない。1月に一時113キロまで増量。影響もあってか、2月の春季キャンプ直前に古傷の左膝を負傷した。体への負担を考え、食事制限などで減量に取り組み108キロまで減量。「打球が少し飛ばなくなったなというときもあったが、今は感じない。(パワーは)自分の長所でもあるのでいろいろ考えながらやっていきたい」と長所は健在だ。

 殊勲の夜、最後に残した言葉は「イライラしていたので思いきり振りました」。自主トレをともにする師匠の鈴木誠也(カブス)が15日のブレーブス戦で4号ソロを放った際の言葉を引き合いに笑いを誘うなど“絶口調”だった。

 8日の今季初昇格から9試合で打率・400、2本塁打、7打点。リーグ最少16本塁打の攻撃陣に与えるインパクトは大きい。新井監督は「試合前の練習でも“今日も打ちます”と彼が言っていた。相手バッテリーへの重圧が違うと」とうなずいた。今季2度目の4連勝で同最多の貯金4。阪神に0・5ゲーム差に迫り、22日に勝てば、今季初の首位浮上だ。(長谷川 凡記)

 《今季セで唯一首位未経験》
 ○…末包(広)が19日の巨人戦から2試合連続3ランとなる2号。プロ通算15本塁打の内訳はソロ9本、3ラン4本、満塁2本で、全体の4割に当たる6本が3ラン以上。また、3ラン以上6本のうち、5本を本拠地のマツダスタジアムで放っている。

 ○…広島は首位の阪神と0・5ゲーム差に迫り、22日に勝てば今季初の首位浮上。今季のセで一度も首位に立っていないのは広島だけ。

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