巨人・坂本勇人が188度目猛打賞 史上2人目の通算450二塁打達成、次の打席で自らのセ記録更新

[ 2024年5月22日 19:27 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2024年5月22日    東京D )

<巨・中>3回、坂本は通算450二塁打を放つ (撮影・西川祐介)
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 巨人の坂本勇人内野手(35)が22日の中日戦(東京D)で5回までに3安打を放ち、今季4度目となる猛打賞。通算188度目の猛打賞で自身の持つセ・リーグ記録を更新した。

 前日21日までの5番から打順が変わってこの日は「2番・三塁」に入り、12試合連続で先発出場。相手先発左腕・小笠原から初回の第1打席で中前打すると、3回の第2打席では左翼線へ二塁打を放った。

 坂本はこれが今季5本目となる二塁打で、立浪和義(中日)以来史上2人目の通算450二塁打を達成。そして、5回の第3打席で中前打して一気に猛打賞達成となった。

 坂本は球団創設90周年記念特別試合「長嶋茂雄DAY」として行われた今月3日の阪神戦(東京D)で3安打。これが通算186度目の猛打賞で“ミスタープロ野球”長嶋茂雄(巨人)の持つNPB歴代3位のセ・リーグ記録へ並び、長嶋茂雄終身名誉監督(88)も観戦に訪れたメモリアルマッチに花を添えていた。

 そして、今月18日の広島戦(マツダ)では二塁打1本を含む3安打。長嶋を抜いてNPB歴代単独3位に浮上し、セ・リーグ新記録を達成していた。

 これで坂本は通算2362安打とし、NPB史上唯一3度の3冠王に輝いた落合博満(日本ハム)の歴代12位記録、通算2371安打までは「あと9」となった。

 【NPB通算猛打賞10傑】
1位 張本 勲(ロッテ)251度
2位 川上 哲治(巨人)194度
3位 坂本 勇人(巨人)188度
4位 長嶋 茂雄(巨人)186度
5位 野村 克也(西武)180度
6位 福本 豊(阪急)178度
6位 松井稼頭央(西武)178度
8位 立浪 和義(中日)175度
9位 王 貞治(巨人)171度
10位 広瀬 叔功(南海)169度
※所属は最終、現役は坂本のみ

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