広島・アンダーソン 今季初無四球「凄くうれしい」7回1失点 前回登板で右足つるアクシデントも不安一掃

[ 2023年5月29日 06:30 ]

セ・リーグ   広島3―1ヤクルト ( 2023年5月28日    マツダ )

<広・ヤ>ヒーローインタビューを終えポーズをとる(左から)菊池、アンダーソン、上本(撮影・奥 調)
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 広島・アンダーソンの好投が光った。先発で7回4安打1失点で3勝目。立ち上がりからテンポのいい投球でアウトを重ねた。

 「(ストライク)ゾーンの中に真っすぐを投げ込んで、勝負していくことを心がけた。(捕手の)坂倉がテンポよくサインを出してくれていたので、首を(縦に)振って、投げ込むことができた」

 ストライク先行でリズムに乗った。初回を3者凡退に抑えると、2回は1死二塁のピンチを招きながらも山崎、中村を凡飛に打ち取って無失点。3~6回は二塁を踏ませない投球で手玉に取った。3―0の7回には村上に左翼へのソロ本塁打を浴びたが許したのはこの1点のみ。今季初の無四球にも「個人的には凄くうれしい」と納得した。

 前回21日の阪神戦(甲子園)では右足がつるアクシデントに見舞われ、4回1/3を2失点(自責1)で途中降板した。コンディション面が心配されたが、不安を一掃。広島の街の散策が気分転換になっている。お好み焼きや、メキシコ料理の店など、散策した際に入店したことがきっかけで、常連になっているという。「歩いていると、いろんな発見がある。広島の街は素晴らしい」。来日2年目の今は公私で充実している。

 勝利数は昨季の3勝に並んだが、「(もっと)チームを勝利に導けるように、頑張りたい」と貢献を誓った。(長谷川 凡記)

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