健大高崎　乱打戦制した！関東王者　プロ注目の箱山2安打2打点

春季高校野球関東大会   高崎健康福祉大高崎10－7木更津総合 （ 2023年5月28日    横浜 ）

＜高崎健康福祉大高崎・木更津総合＞スタンドの部員とともに喜びを分かち合う高崎健康福祉大高崎ナイン（撮影・柳内　遼平）
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　各地で行われ、関東大会では今春選抜出場の高崎健康福祉大高崎（群馬）が木更津総合（千葉）に打ち勝ち、5年ぶり3度目の優勝を果たした。

　甲子園につながる大会ではない。だが、関東の頂点に立った高崎健康福祉大高崎ナインはマウンドで輪をつくり感情を爆発させた。青柳博文監督は「選抜で惨敗して、春の関東大会優勝を目標にやってきた。達成できてよかった」と喜んだ。

　今春の選抜では初戦敗退。報徳学園（兵庫）のプロ注目捕手・堀柊那（しゅうな・3年）に自慢の機動力を封じられ、2―7で敗れた。大会後、巻き返しへのテーマを「打たなければ勝てない」に設定。4回には4本の長打で5点を奪うなど16安打10得点で打撃戦を制した。

　2年生ながらプロ注目の箱山遥人は「4番・捕手」で出場し、初回の先制打を含む2安打2打点。「打てたので成長を感じています」。約1カ月後に控える夏の大会に向け、充実の春となった。（柳内　遼平）