Wソックス守護神・ヘンドリックスがメジャー復帰へ　ステージ4がん寛解　日本時間30日エンゼルス戦から

ホワイトソックスのヘンドリックス（AP）
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　ホワイトソックスが29日、チームの公式ツイッターを更新。がん闘病していた守護神のリアム・ヘンドリックス投手（34）が復帰すると発表した。日本時間30日から始まるエンゼルス3連戦から復帰する。

　ヘンドリックスは21年にリーグ最多の38セーブをマークした右腕。同年、球宴に選出され、昨季も37セーブを挙げるなどオールスター3回選出、メジャー通算115セーブを誇る。

　今年1月、がんの一種である非ホジキンリンパ腫と診断されたことをインスタグラムで公表。母国・オーストラリア代表として3月のWBC出場が期待されたがかなわなかった。「完治させて、少しでも早くマウンドに戻りたい。“がん”という言葉に、妻も私もショックを受けたが、今回の困難も克服する」などと記していた。

　現地報道によるとがんは「ステージ4」だったという。診断の公表からすぐ治療に入り、4月に化学療法の最終クールを終え、インスタグラムで「REMISSION」と寛解したことを発表していた。

　チームの公式ツイッターは動画とともに「これ以上誇りに思うことはありません。おかえり、リアム・ヘンドリックス！」を歓迎。MLB公式サイトも「ヘンドリックスは、エンゼルスとのシリーズに先立ち、月曜日から活動を開始する予定」と伝えた。