大谷翔平4試合ぶり7号ソロで17連戦締めた 滞空時間長い6.98秒弾!打球到達地点は歴代最高の高さに

[ 2023年5月1日 05:41 ]

インターリーグ   エンゼルス3-0ブルワーズ ( 2023年4月30日    ミルウォーキー )

<エンゼルス-ブルワーズ>3回、ソロを放ちベンチに向かってポーズを決める大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が30日(日本時間1日)、敵地ミルウォーキーでのブルワーズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回の第2打席に4試合ぶりの本塁打となる7号ソロを放った。

 初回の第1打席は空振り三振に倒れたが、3回の第2打席。昨季、ソフトバンクでプレーした右腕レイが投じた初球の甘いスライダーを叩くと中越えの第7号。今季本塁打最大角度の39度。打球速度183.9キロは18日のヤンキース戦で放った4号の187.1キロに次ぐ高速弾。飛距離126メートルの特大弾はチームに追加点をもたらす貴重な中押し打となった。

 球団広報によれば、滞空時間6.98秒は今季のメジャー本塁打で最長。また、15年にスタットキャスト(データ解析ツール)が導入されて以降のエンゼルスの球団記録となった。また、AP通信によると、打球到達地点が162フィート(49・4メートル)と、スタットキャスト導入後のメジャー歴代最高となった。

 6回の第3打席は四球。8回に回ってきた第4打席はニゴロに終わった。この日は3打数1安打で打率は.294。3割が目前となってきた。エンゼルスはこれが17連戦の最終戦。大谷は17戦全て、スタメンに名を連ねた。

 前日29日(日本時間30日)のブルワーズ戦も「3番・DH」で先発出場。初対戦の21年ナ・リーグのサイ・ヤング賞右腕コービン・バーンズ投手(28)から右前打を放った。サイ・ヤング賞投手とは10人目の対戦で、全員から安打をマーク。今季2度目の3安打に2盗塁も決めた。メジャーで初めてプレーするミルウォーキーは非常に相性が良かったようだ。

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