現役ドラフトでオリ→ロッテ 愛すべき“声出し番長”に届いた古巣指揮官からの贈り物

[ 2023年5月1日 20:04 ]

サヨナラ打を放った大下と抱き合う中嶋監督(右) (2021年撮影)
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 ロッテ・大下誠一郎内野手(25)が1日、自身のインスタグラムを更新。ストーリーズ機能を使用して、ある画像を投稿しつつ、かつての指揮官に感謝する一幕があった。

 大下が投稿したのは、あるキャンディの袋だった。「中嶋監督に週末喉枯れるからっていただきました笑笑」とつづり、「オリックスの時と変わらず接してくれてそーと嬉しかったです」と感謝した。ロッテは4月30日まで京セラドームでオリックスと3連戦。どうやら、オリックス・中嶋監督が、大下にプレゼントしたようだ。

 大下は白鴎大から育成ドラフトで20年にオリックスに入団。その後、支配下選手登録を勝ち取った言わば「たたき上げ」の選手だ。長打が打てる打撃が魅力的で、ベンチでは誰よりも声を出す“声出し番長”としてオリックスでは愛された。過去に吉田正尚(レッドソックス)がある番組に出演した際、大下の声量について「ちょっと耳痛いぐらいなんですよ」と冗談めかして紹介しつつ「土日は声がかすれてくる。火曜、水曜はいいんです。かすれずに9回まで来るんですが、土日に限界が来て、乾燥する時期なんか特にあいつの良さが出てこない」などと笑わせたこともあった。

 そんな大下は、昨年オフの現役ドラフトでロッテに移籍。中嶋監督は、かつての教え子に対して「敵に塩を送る」ならぬ「アメを送る」で激励したようだ。

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