広島の守護神・栗林が登録抹消 3年目で初…開幕から不安定な投球続き、0勝4敗7セーブ

[ 2023年5月1日 15:08 ]

4月29日、巨人・中田にサヨナラ2ランを浴びた広島・栗林(撮影・篠原岳夫)
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 広島は1日、守護神・栗林良吏投手(26)の出場選手登録を抹消した。新井貴浩監督(46)は「昨日(30日)、トレーナーから右足の内転筋に強い張りが出ていると報告があった。ベンチ入りを外し、きょうの状態を見て決めた」と説明した。

 今季は開幕から不安定な投球が続き、ここまで12試合に登板して0勝4敗7セーブ、防御率5・56。4月29日の巨人戦で1点リードの9回に中田翔に逆転2ランを浴びて敗戦投手になり、30日の同カードではベンチ入りを外れていた。登録抹消は3年目で初。

 栗林は新人王に輝いた1年目の21年から絶対的な守護神として君臨し、2年連続で30セーブ以上をマークする。今春はWBC日本代表として侍ジャパンに選ばれたものの、腰の張りを訴えて3月14日にチームを離脱。その後の検査で腰椎椎間板症と診断された。

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2023年5月1日のニュース