オリ・小木田プロ初勝利！由伸と同じ98年生まれはチームで「小木田世代と呼ばれているので」負けられない

パ・リーグ   オリックス4ー3ロッテ （ 2023年4月30日    京セラＤ ）

＜オ・ロ＞　プロ初勝利を挙げたオリックス・小木田（中央）はウイニングボールを手に記念撮影する　（撮影・後藤　大輝）
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　山崎颯の後を受けて同点の延長11回から6番手で登板した小木田が1回2安打無失点と粘投し、今季初登板でプロ初勝利を飾った。

　「プロ入り前も（山本）由伸とかを見ていた。凄いやつらが同級生にいるんだと思って…。自分も何か分からないですが小木田世代と呼ばれているので。負けたくないです」

　2年目右腕は、そうそうたる同世代の代表に勝手に任命されている。98年生まれの通称「小木田世代」には山本、山崎颯、宇田川の侍トリオが“在籍”。宇田川が命名したもようで、球団が公式グッズとしてTシャツをつくるなど、ファンの間では知られた存在だ。

　社会人・TDKから21年ドラフト7位で指名され、直後に秋田・角館高時代に知り合った咲紀夫人と結婚。初のお立ち台では「家で支えてくれる奥さんに感謝の気持ちを伝えたい」と感無量の面持ちだった。同い年の右腕たちは大活躍中だが、追いつけ、追い越せでブレークを目指す。（山添　晴治）

　◇小木田　敦也（こぎた・あつや）1998年（平10）10月10生まれ、秋田県出身の24歳。角館（秋田）では1年夏に「6番・三塁」で甲子園出場し初戦敗退。エースだった3年夏は秋田大会決勝で大曲工に敗れた。TDKを経て、21年ドラフト7位で入団。プロ1年目の昨季は16試合に登板して、0勝0敗5ホールド、防御率は3.14。1メートル73、83キロ。右投げ右打ち。