楽天ドラ1・荘司 4点リードで降板も救援が追いつかれプロ1勝お預け…10回西川V打で連勝

[ 2023年5月1日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天7-6西武 ( 2023年4月30日    ベルーナD )

<西・楽>力投する荘司(撮影・小海途 良幹)
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 楽天は4時間56分の今季最長ゲームを制し、23試合目にして初の連勝を飾った。延長10回、先頭・鈴木大の右前打を皮切りに1死二塁とし、西川が決勝の右越え適時二塁打。苦しかった4月をカード勝ち越しで締め、西川は「月も替わるので新たな気持ちでやっていく」とうなずいた。

 チームは勝利したが、ドラフト1位右腕・荘司のプロ初勝利はお預けとなった。5回7安打2失点の粘投で勝ち投手の権利を手にして降板したが、終盤に4点差を追いつかれる展開。打線の援護に恵まれなかったプロ初先発に続いて白星を逃したが、貴重な経験になった様子。「元々(勝つのは)簡単ではないと思っていた。ベストパフォーマンスを出し続けないと勝利にはつながらないので、次に生かしたい」と力を込めた。(重光 晋太郎)

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2023年5月1日のニュース