阪神・森下「1軍の雰囲気味わえたのですごく良かった」 遊ゴロデビューも全力疾走で全快アピール

[ 2023年2月16日 06:30 ]

練習試合   阪神16-1楽天 ( 2023年2月15日    沖縄・金武 )

<楽・神>6回、笑顔でライトの守備へと向かう森下(撮影・大森  寛明)
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 名前がコールされると三塁側の虎党から、ひときわ大きな拍手が湧き起こった。阪神のドラフト1位・森下(中大)が6回の守備から「4番・右翼」で途中出場。1軍デビューの初打席は遊ゴロに終わったが「1打席だったんですけど、1軍の雰囲気も味わえたのですごく良かった」と充実感をにじませた。

 結果は凡打でも、内容に悲観することはなかった。7回2死無走者。楽天・藤井に対し1ボールから第1ストライクを強振。結果はファウルでも11、12日の紅白戦の4打席で見せなかった積極性を披露し「打席数は多くないと思っていたので。次チャンスがあれば芯に当ててヒットにしたい」と前を向いた。

 試合前日の14日に初めて2軍でフルメニューをこなし、1軍へのゴーサインが出た。この日は、右翼の守備機会はなかったが、遊ゴロの際は全力疾走。全快をアピールした。16日は1軍で青柳、伊藤将とフリー打撃で初対戦する予定。「凡打したとしても納得いくようにしたい。楽しみです」。猛虎が誇る二枚看板を相手に、大器の片りんを示す。

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2023年2月16日のニュース