エンゼルス・大谷の調整　ネビン監督「心配無用だ」WBCとの両立信頼

球団施設の建物に入る大谷（撮影・光山　貴大）
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　エンゼルスのフィル・ネビン監督はバッテリー組集合日の14日（日本時間15日）、WBCに出場する大谷について「誰もやったことがない投打での調整だが、彼は練習法をしっかり確立している。心配無用だ」と信頼を口にした。25日（同26日）からのオープン戦で1度先発登板し、3月1日（同2日）にキャンプ地を離れる予定。

　キャンプインを翌日に控えた大谷は、施設で身体検査を行い、室内で調整した。1月中から当地でブルペン投球などを重ね、前日には屋外フリー打撃で26スイングで12本の柵越えと順調な仕上がりを見せている。今季はスパイク、レガースなどウエア全般を長期契約したニューバランス製に一新したが、グラブも同社製と判明。薄い茶色と紺色をベースに、白い縁取りを施した。同社のグラブ使用は珍しい。バットは新たに米国メーカーのチャンドラー製を握る。

　現役時代に米国代表として92年バルセロナ五輪に出場した指揮官は「母国のために戦うことは素晴らしい。翔平にとっても、野球界にとっても特別なことだ」と期待した。エ軍はマイナー選手含め計14選手が大会に出場する。（テンピ・柳原　直之）