巨人・戸郷　初対面ダルビッシュに感激「ホントいい人。その一言」　教わった変化球の握り、効果てきめん

＜WBC・ダルビッシュら練習＞戸郷（左）にアドバイスするダルビッシュ（撮影・尾崎　有希）
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　17日からの侍ジャパン宮崎強化合宿参加に向け、宮崎入りしたパドレス・ダルビッシュ有投手（36）が16日、宮崎市内の練習場に到着。代表に選出されている巨人勢と自主トレした。巨人・戸郷翔征投手（22）が練習後、報道陣の取材に応じた。

　この日の練習の趣旨について「もともと、僕らも練習する予定で、そしたら、ちょっとダルビッシュさんも入ってくるということで、一緒に練習しようかみたいな話になりました」と経緯を説明。

　練習中はダルビッシュと会話を交わし、「たくさんいろんな話をして、野球の話がやっぱりたくさんありましたけど、変化球のこととか、いろんな話をしました」。印象に残っていることとして「変化球の握りとか。そういう勉強みたいな感じですけど、僕にはない感覚をたくさん持っていたので、これからの野球人生に生きてくるなという感じはあります」と有益なアドバイスだった様子。

　一回り以上年上のダルビッシュとは初対面。「ホントいい人、その一言だと思います。全然、話しにくさとかまったくなかったんで、ホント良かったです。親切に、いろんなことを教えていただけてるんで、ホントありがたいです」と緊張の中でも安どしたようだ。

　WBC使用球を手に、アドバイスされた握りを試してみたところ、「いやもう、いい感覚になってます。結構曲がりました」と効果を感じた様子。「（今までとは）全然違った。新しい感覚がたくさんあった。日本のシーズンでも使えるように、やっていこうかなと思っています。楽しかったです。新しい感覚がいっぱい入ってきたので」と目を輝かせていた。