ソフトB・田上 先発ローテ割って入る 藤本監督「いいところを見せればそのままA組合流もある」

[ 2023年2月16日 06:30 ]

藤本監督が期待する田上(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの藤本博史監督(59)が春季宮崎キャンプ休日だった15日、オンラインで取材に応じ、田上奏大(20)ら若手投手のアピールに期待した。16日に主力中心のA組の紅白戦を実施し、B組から田上らを呼んで登板させる。指揮官は「田上には大変期待しているので、いいところを見せればそのままA組合流もあると思う」と話した。

 田上は3年目を迎えた成長株。最速155キロの直球が魅力の本格派右腕だ。昨オフにはプエルトリコのウインター・リーグに参加してカーブの精度を上げた。小久保2軍監督も今季のブレークを予感している大器は「開幕から先発ローテの一員に割って入りたい」とキャンプ前から鼻息を荒くしていた。藤本監督は「しっかりと自分をアピールしてくれたら」と成長の確認を楽しみにしている。

 さらにB組の投手では12球団合同トライアウトを経て育成選手で加入した渡辺佑(前楽天)、現役ドラフトで獲得した古川(日本ハム)の新戦力組も登板する。左の渡辺佑に関し、指揮官は嘉弥真の名前を挙げ「しっかりと競争してほしい」と期待した。先発、中継ぎともにさらに競争をあおってチーム力を底上げする。(森 寛一)

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2023年2月16日のニュース