【木田画伯の球界絵日記】ファームを前に進めてくれる2人のファーム新コーチ、稲田&紺田両コーチ

[ 2023年2月16日 06:00 ]

今季から2軍へ配置転換となった稲田直人内野守備走塁コーチと紺田敏正外野守備走塁コーチを描いた木田画伯
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 日本ハム・木田優夫2軍監督(54)による「木田画伯の球界絵日記」は今回、今季から2軍へ配置転換となった稲田直人内野守備走塁コーチ(43)と紺田敏正外野守備走塁コーチ(42)について。守備走塁のスペシャリストに、2年目を迎えた2軍監督として、いろんな面で助けられる毎日です。

 沖縄キャンプも順調に進み、第4クール初日の16日は、ファームとしては今シーズン初の対外試合となる韓国のサムスンライオンズ戦を予定しています。

 今シーズン、ファームの試合で一、三塁のコーチスボックスに立つのは、稲田直人内野守備走塁コーチと紺田敏正外野守備走塁コーチです。2人とも昨シーズンは1軍を担当していましたが、配置転換でこのキャンプからファームで指導してくれています。

 現役としても、コーチとしても一緒にユニホームを着ている紺田コーチとは違い、稲田コーチとは去年、初めて一緒のユニホームを着ました。1軍と2軍で分かれて一緒にいる機会は少なかったのですが、昨夏のコロナ禍の時は本当にチームが大変で、僕が監督代行で1軍で一緒になって稲田コーチにも助けられました。

 また、紺田コーチとは一昨年、一緒にファームを担当していました。僕はその年が初めてのファームで、初めての総合コーチという仕事に就いたばかりだったので、本当に助けてもらいました。

 そんな2人には、今までたくさん助けられましたが、このキャンプも、ここまでサポートしてもらいながらやっています。キャンプの残りの日程も、そしてその先にあるシーズンも通して、守備、走塁のスペシャリストとして、ファームを支えてくれて、チームを前に進めていってくれると信じています。(日本ハム2軍監督)

 ○…昨年7月、日本ハムはコロナ禍に見舞われた。新庄監督が感染し、その後に監督代行を務めた山田バッテリーコーチも感染。チーム内での感染者が20人となる非常事態で急きょ、木田2軍監督が1軍の監督代行の代行を務めた。7月24日のロッテ戦(札幌ドーム)では、5―4で勝って“初勝利”を挙げてウイニングボールを手にした。

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2023年2月16日のニュース