工藤公康氏「いい勝負になるかなと思います」パCSファイナルS突破の大きなカギは…

[ 2022年10月10日 21:35 ]

前ソフトバンク監督の工藤公康氏
Photo By スポニチ

 前ソフトバンク監督の工藤公康氏(59)が、10日放送のNHKラジオ第一「ふかぼりプロ野球 2022~名将語る短期決戦のカギ~」に出演。12日から始まるパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの行方を占った。

 工藤氏はオリックスの先発ローテーションを第1戦・山本、第2戦・宮城、第3戦・山岡、第4戦・田嶋、第5戦・山崎福、第6戦が再び山本と予想。対するソフトバンクは第1戦・石川、第2戦・板東、第3戦・千賀、第4戦・東浜、第5戦・森、第6戦は石川か板東とした。

 ホークスの戦い方については「山本君をどう打つか。この一点ですよ。で、石川君が点を取るまで、どう抑えていくかというところになります」と分析。オリックスについては「CSのファイナルは1位で待っていると、どうしても受けちゃうんですよ。本来だったら受けるんではなくて、自分たちもチャレンジャーの意識を持ってやらなきゃいけないんですけど、受けちゃうと気持ちが前向きになりにくい。アグレッシブになりにくいっていうところがある」と指摘した。

 続けて「そういうところがオリックスに出ることがあれば、ホークスには(ファーストステージを)2連勝した勢いもあるんで、いい勝負になるかなと思います。第1戦を取るか取れないか。それが大きなカギです」と第1戦の重要さを力説した。

続きを表示

2022年10月10日のニュース