DeNA主将・佐野 涙で来季リベンジ誓う「全ての数字で過去の自分を超えていけるようにもっともっと…」

[ 2022年10月10日 20:37 ]

セCSファーストステージ第3戦   DeNA2―3阪神 ( 2022年10月10日    横浜 )

<D・神>8回、一ゴロに倒れた佐野(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの佐野恵太外野手(27)は横浜で行われた第3戦に「3番・左翼」で先発。3打数無安打に終わり、チームもリーグ3位の阪神に逆転負け。1勝2敗でファーストステージ敗退が決まった。

 サヨナラのチャンスから暗転、まさかの幕切れに主将の佐野は目を真っ赤にしながら、本拠地のファンに頭を下げた。そして「ほんとダメダメでチームに迷惑かけてしまったなっていう。キャプテンとしても一人の選手、一打者としてもふがいない、情けない結果になってしまって本当にチームメイトにも申し訳ない気持ちでいっぱいです」と肩を落とした。それでも必死に前を向き「成績でしっかりと悔しさだったりっていうものを晴らしたいなっていうのが今の一番強い思いです」と語った。

 佐野との一問一答は以下の通り。

 ――キャプテンとして、このチームの結果をどう受け止めていますか。

 「昨シーズン、最下位から、今シーズンは2位ということで、キャプテンになってから雰囲気のいいチームだとかっていうのは、毎年思っていましたけど、今年に関していえば、そこからさらに相手と戦えるチームになれたかなと思いますけど、やっぱり優勝したチームとの力の差っていうのも終盤、直接対決っていうところで感じましたし、まだまだチームとしても伸びしろっていうのもあると思うので、そこをしっかりと詰めて、来シーズンに入っていけるようにこの秋季練習から取り組んでいきたいなと」

 ――CSを振り返って。

 「ほんと、ほんとダメダメでチームに迷惑かけてしまったなっていう。キャプテンとしても一人の選手、一打者としてもふがいない、情けない結果になってしまって本当にチームメイトにも申し訳ない気持ちでいっぱいですし、これだけ応援してくれた満員の方。またこれだけ球場に足を運んでくれたファンの方に本当に申し訳ないと。来年以降、成績でしっかりと悔しさだったりっていうものを晴らしたいなっていうのが今の一番強い思いです」

 ――来季、自身の打撃でこだわりたいところ。

 「いや、もう全ての数字で過去の自分を超えていけるようにもっともっと高みを目指してやっていきたいなと思います」

 ▼山崎 (9回の1点ビハインドの場面で登板し2奪三振で無失点)短期決戦で僕たちの力及ばなかったですけど、今できる自分たちの最大限の力を発揮しての結果でした。キャンプから守護神の争いで始まった1年間でした。そんな中で、三嶋さんの離脱はありましたが、1年間守護神のポジションを守り続けたことができたし、チームの最後で投げる選手、人間として力不足な部分はありましたけど、自分自身少しは成長できたと思うシーズンでした。負けてしまったことは悔しいですけど、この結果を糧にしてさらに成長したいです。

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