阪神・岩貞「マウンドに上がりたくてウズウズしてた」2併殺奪取の浜地とともに影の立役者に

[ 2022年10月10日 19:16 ]

セCSファーストステージ第3戦   阪神3―2DeNA ( 2022年10月10日    横浜 )

セCS1<D・神(3)> 3番手で登板した岩貞(撮影・大森 寛明)
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 「投のヒーロー」は9回1死満塁のピンチを耐えた湯浅で異論はないが、逆転勝利の流れをつくった影の立役者は好救援した浜地と岩貞だ。

 まずは2点劣勢の3回1死一、三塁で浜地が登板。同期入団の先発・才木の後を受けたマウンドで牧をカットボールで二ゴロに仕留めた。「まだ2点差でしたし、本当に試合を左右する場面だと思っていたので、最高の形になって良かった」。3点目を奪われればワンサイドゲームにもなりかねない分岐点で踏ん張った。続く4回も無死一塁では今季3打数2安打1本塁打と相性の悪かったソトを遊ゴロ併殺。「どうしたら抑えられるかはずっと考えていた」と短期決戦でリベンジした。

 3番手で5回から登板した岩貞は左打者4人を封じるなど1回1/3をパーフェクト。「今日はブルペン勝負になると思っていましたし、緊迫した試合展開でマウンドに上がりたくてウズウズしていました」と強い思いを白球に乗せた。僅差の展開でスクランブル起用に答えた2人。シーズン同様の安定感で貢献して見せた。

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