ロッテ吉井監督が阪神戦で初采配 初陣サヨナラ勝利にも「最後のアウトを取るのは難しい」

[ 2022年10月10日 16:17 ]

<フェニックスリーグ ロ・神>サヨナラ勝ちし、ナインを迎える吉井新監督(中央) (撮影・成瀬 徹)
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 ロッテ・吉井理人新監督がフェニックス・リーグの開幕戦となった阪神戦(サンマリン宮崎)にベンチ入り。ユニホームが間に合わず、球団フリースで指揮を執り、同点の9回2死満塁から山本の押し出し死球で4―3のサヨナラ勝ちを収めた。

 就任後、初采配を劇的な白星で飾った新指揮官は「なんでも勝てたら、うれしいです」とニンマリ。「プロなのでファンが見て、楽しいチームだなと思うように、プロらしく勝ちにこだわっていきたいと思います」と、率直な感想と今後の意気込みを口にした。

 また、指揮官として初めて感じたことも明かした。2点リードの9回に種市がマウンドに上がったが、簡単に2死を奪いながら四球を許すと、ここから味方の失策も重なって、同点に追いつかれた。「最後の一つのアウトを取るのが難しいなと、あらためて思った」と来季への課題の一つも肌で感じ取っていた。

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