阪神・伊藤将 5回1失点力投も援護なし「負けている展開でマウンドを降りてしまい悔しい」

[ 2022年10月10日 05:15 ]

セCSファーストステージ第2戦   阪神0―1DeNA ( 2022年10月9日    横浜 )

セCS1<D・神>5回無死二、三塁、大和に先制の中前適時打を打たれた伊藤将(撮影・大森 寛明)
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 2年目でCS初先発を務めた阪神・伊藤将は援護なく黒星こそ付いたが、5回1失点で一定の役割は果たした。

 「負けている展開でマウンドを降りてしまい、悔しい。自分のピッチングは良かったんじゃないかなと思います」

 コースを丁寧に突いて4回までは1安打に封じ、大貫と互角の投手戦。「ヤギ(青柳)さんがいい流れを持ってきてくれたので流れを崩さずにいこうと思っていました。一人一人投げて、どんどんつないでいこう、と」。5回は先頭の宮崎から3連打を浴びて先制点を献上。直後の攻撃で代打を送られ、77球で降板した。

 力投は報われなくても落ち込むことなく、「しっかり明日応援して、次の登板に備えるだけ」と先を見据えた。味方の勝利を信じ、ファイナルSへの準備を進めるだけだ。(阪井 日向)

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2022年10月10日のニュース