履正社・森田が初の1試合2発 仲間から「“エグい”と言われて、めちゃくちゃうれしかった」

[ 2022年10月10日 06:00 ]

秋季高校野球大阪大会 準決勝   履正社13-2箕面学園 ( 2022年10月9日    シティ信金スタ )

<箕面学園・履正社>高校入学後初の1試合2発をマークし笑顔の履正社・森田大翔
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 絶好調の主砲が履正社入学後初の1試合2発で大勝に導いた。「3番・三塁」の森田大翔(はると=2年)が今秋3、4号を放つなど3打数3安打4打点の大暴れだ。

 「やっと舞洲で打てたなという気持ち。(チームメートから)“エグい”と言われて、めちゃくちゃうれしかった」

 5回先頭で左越えへソロ。6回無死一塁では「入らないだろうな」という詰まった打球が風に乗り、2打席連続で左越えに運んだ。昨秋に一度はベンチ入りしながら、春夏は右肘痛の影響でメンバー外。「スタンドから見ていて、すごく悔しかった」とレギュラー奪取につなげた。体の使い方が苦手だったが、打撃時に胸郭を意識することで間を取れるようになり、結果がついてきた。

 「遠くに飛ばせるのが自分の売り。今年こそは甲子園に立ちたい」。秋の決勝に限れば前回19年は9―6で勝利。春夏に涙をのんだ先輩のリベンジを果たし、大阪1位で近畿大会へ乗り込みたい。(北野 将市)

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2022年10月10日のニュース