巨人・赤星 聖地・甲子園で5回零封「高校の頃から憧れの場所でもあったのですごい良かったです」

[ 2022年3月13日 15:51 ]

オープン戦   巨人―阪神 ( 2022年3月13日    甲子園 )

<オープン戦 神・巨>5回を無失点に抑え、大城(右)と話し合いながらベンチに戻る赤星 (撮影・森沢 裕)
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 巨人のドラフト3位ルーキー、赤星優志投手(22=日大)がオープン戦唯一の伝統の一戦となった阪神戦(甲子園)で2度目の先発登板。5回4安打無失点と好投した。

 赤星との一問一答は以下の通り。

 ――5回無失点、思うような投球だったのでは

 「そうですね、今日は全体的にコントロール良く投げられたのが良かったかなと思います」

 ――カーブをよく使っていた印象

 「今までも結構練習してきて、カーブっていうものが有効なボールだと思ったので、結構使いました」

 ――今日投げた球種は

 「今日は全部使いました」

 ――スライダー、フォーク、カットボール、ツーシーム、それで全部?

 「はい」

 ――全部使ったのは初めて

 「全部は初かもしれないです」

 ――ある程度使ってみての内容は

 「フォークが若干高めに浮いてたことがあったので、そこはもっと低めにコントロールできるようにしたいなと思います」

 ――登板前の話ではカウントについての話もあったが、今日は投手有利なカウントでペースを握った

 「そうですね、今日は本当に自分の有利なカウントで勝負出来たので、それが良かったです」

 ――投球時にプレートの一塁側を使っていたが理由は

 「元々三塁側を使っていたが、キャンプ中に菅野さんから『一塁側まではいかなくても真ん中だったり一塁側を使うことで幅が広がる』と言っていただいたので、キャンプ中から練習し始めた感じです」

 ――実際に投げてみての感触は

 「そうですね、真ん中からツーシームだったりカットボールで投げ分けるというのがよりしやすい位置で投げられてるかなと思います」

 ――試合でそう投げるのは今回が初めて?

 「キャンプの時からやってます」

 ――実戦でも?

 「実戦でも沖縄からやってます、すみません」

 ――桑田コーチは以前、赤星投手に「ボールの出し入れができるコントロールを身につけて欲しい」と話をしていた。今日はそれができていたように見えたが

 「左の内にいくボールに関しては今日はいい感じにいっていたかなと思うんですけど、フォークがさっきも言ったんですが高めに浮いていたり、右打者の外がちょっとシュートして入っていたりしたので、そこをもう少し詰めていきたいなと思います」

 ――試合前に桑田コーチから助言をされていたが、内容は

 「試合前は、風が上空は強かったので、カバーを忘れないようにと言われました」

 ――マウンド上は風の影響があったのか

 「マウンドはそんなに感じなかったです」

 ――以前、登板ごとにノートをつけていると。今日の登板につながっていることなどはあるのか

 「ほとんど積み重ねだと思うので、前の試合を生かしてというふうにやっています」

 ――反省を積み重ねていくということ

 「前回の反省を練習でつぶして試合に臨むという感じでやっています」

 ――憧れの甲子園で投げてみて

 「初めて甲子園で投げて、高校の頃から憧れの場所でもあったので、すごい良かったです」

 ――独特な応援があるチームだが

 「声もそんなに出せない状況なので、特に何も感じなかったんですけど。でもシーズン始まって声が出せるようになったりしたらまた変わってくるのかなと思います」

 ――次回登板へどう臨みたい

 「次もコントロールというのを意識して。きょうはちょっと球数70ちょっと投げて5イニング目はスタミナ不足というか、まだまだ、疲れを感じたので次の登板に向けて球数も増やしていって、5回6回でバテているようじゃだめなので、そこを意識して投げたいなと思います」

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