開幕に向け球界でも進むワクチン接種 40代記者の3回目接種(モデルナ)の副反応の記録

[ 2022年3月13日 10:50 ]

副反応の発熱は38.3℃が最高値だった
Photo By スポニチ

 プロ野球界でも新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種が進んでいる。記者が担当する楽天も、オープン戦の出場スケジュールと照らし合わせながら、2月下旬から順次、希望者に対して任意で接種を行っている。

 記者も2月の沖縄キャンプ取材から帰京した直後、勤務先の職域接種を利用して3回目を接種してきた。周囲から「どうだった?」と聞かれることも多いので、今回は私(42歳、男)の接種後の副反応の経過について記そうと思う。ちなみに、3回ともモデルナ製ワクチンを接種した。

 ※感じ方などは個人の感想です。
 
【接種当日】
 ▼13・30 インターネット経由で予約した渋谷区内のクリニックで3回目のワクチン接種。ほとんど痛みはなくあっという間に終了。過去2回と同じで、少しだけ「チクッ」とする感じはあった。
 ▼16・00 接種部位(左腕)に違和感が。痛いというほどではないが、自覚症状が出るのは2回目(約5時間後)よりも早い。
 ▼17・00 接種部位の痛みが強くなる。確実に2回目よりも痛みは強い。
 ▼19・30 接種部位の痛みに加え、首の後ろ側(左側)に違和感が。熱っぽさは全くなかったが、念のために体温を測ってみると「37・3」。
 ▼21・30 食事と入浴(シャワー)を終え、1時間後に検温すると「37・5」。体が重たく、倦怠感を覚える。
 ▼23・30 ベッドに入るも接種部位の痛みでしばらく眠れず。寝返りが打てずにストレスを感じながら横になっていると、急激なだるさに襲われる。体温は「37・9」。薬局で購入しておいた「ロキソニン」を飲んで、就寝。

【接種翌日】
 ▼8・20 起床。相変わらず接種部位が痛い。やはり過去2回よりも痛みは強い。体温は「37・4」。
 ▼14・30 午前中から体のだるさに波があったものの、動けないほどではない。食欲もある。体温は「37・5」前後が続く。接種部位の痛みについて、かかりつけ医に電話で相談。湿布薬(ロキソニンテープ)を貼ってみると、驚くほど痛みが軽減された。
 ▼16・00 自宅でテレビを見ていると、強い倦怠感に襲われ、ベッドへ。しばらく動けなくなる。ひたすら体がだるく、両脇のリンパがズキズキと痛み始める。
 ▼20・00 しばらく眠っていたが、悪寒で目が覚める。体温を測ると「38・3」。ロキソニンを服用して再びベッドへ。
 ▼0・00 寝たり起きたりを繰り返していると、倦怠感が消失していた。体温は「37・1」。そのまま就寝。

【接種2日後】
 ▼8・00 起床すると体調は良好。接種部位の痛みは少し残っていたが、湿布薬を貼るとすぐに痛みがなくなった。体温は「36・6」。正午まで1時間おきに検温したが、いずれも36度台だった。
 
 以上が3回目接種後の副反応の記録だ。2回目接種後の副反応と大差はなかったというのが感想。頭痛や関節痛はなく、発熱や倦怠感、悪寒の程度は前回とほぼ同じ。強いて違いを挙げるならば、全ての症状が出るまでの時間が2回目よりも早かった。

 接種部位の痛みは前回よりも強かったものの、湿布薬のおかげで乗り切れた。過去2回になかった症状は脇の下のリンパの痛み。それも少しズキズキする程度で、気がつけば痛みはなくなっていた。

 食欲もあり、想定の範囲を超えることなく実質2・5日ほどで復活した。これから接種を考えている人のお役立てば幸いだ。 (記者コラム 重光 晋太郎) 

続きを表示

2022年3月13日のニュース