DeNA・大田泰示 日本ハム自由契約後の不安を赤裸々に告白「ユニホームを着れる喜びを知った」

[ 2022年3月13日 21:51 ]

今季からDeNAに加入した大田泰示
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 今季からDeNAに加入した大田泰示外野手(31)が13日放送のニッポン放送「The Deep」にゲスト出演。昨年11月に日本ハムから自由契約となって新天地が決まるまで不安だったという心境を赤裸々に語った。

 大田は昨年11月に日本ハムを自由契約となったが、12月14日にDeNA加入が決定し、20日の入団会見で「もう1度ゼロからのスタートで、アグレッシブにレギュラーを目指すつもりで頑張りたい」と意気込みを語った。

 番組冒頭では自由契約となってから約4週間どんな心境だったか尋ねられ「本当に憂うつなんだなっていう。時間が遅いようで早いようで…毎日不安な気持ちが大きかった」と告白。「12月に入ってトライアウト終了時から本格的な話を進めることができて、色々とお話を頂くなかで、嬉しい悩みに変わっていったと覚えてます」と不安だったのは数週間で、オファーを受けて以降は落ち込んでいた気持ちが楽になったと明かした。

 DeNA入団を決めた理由については「高校が東海大相模で僕のなかでは神奈川っていうのは凄く縁を感じる。高校の時に使っていた横浜スタジアムがホームスタジアムになって、もう一回自分をここで輝かせたいという思いでした。ぜひ優勝して三浦監督を胴上げしたい。そういう強い気持ちを抱くことができた。僕自身横浜スタジアムでは胴上げしたことがないので(笑)」と説明。

 続けて「選択肢は他にもありましたけども、その中でも凄く悩みました。自分にとって何が大切なのかとかを考え、いい外野手がそろっているベイスターズで自分を試したい。そのなかで自分をもう一度磨き直して(レギュラー争いを)勝ち抜きたいという気持ちになりました」と付け加えた。

 さらに大田は未所属だった28日間を振り返り「今までプロ野球選手であることが、(僕のなかでは)ある意味当たり前だった。プロ野球はしんどいんですけど(笑)自由契約になったことで、この仕事がまだまだしたいという気持ちが強くなり心から野球が好きだということが再確認できました。ユニホームを着れる喜びを凄く感じてます。運であり縁に恵まれている僕は幸せものなんだなと思いました」とプロ野球選手を続けられる“幸せ”に気づけた大切な経験だったと明かした。

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2022年3月13日のニュース