花巻東・佐々木麟太郎、対外試合で復帰2発「だいぶ振れるようになった」

花巻東・佐々木麟太郎
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　第94回選抜高校野球大会（18日から13日間、甲子園）に向け、すでに関西に滞在している花巻東（岩手）の佐々木麟太郎内野手（1年）が12日、代表取材に応じた。5日から解禁の対外試合で実戦復帰したことを明かし「だいぶ振れるようになった。とにかく（状態を）戻すことで精いっぱいです」と語った。

　昨年12月に「胸郭出口症候群」で両肩の手術を受け、冬の練習期間はリハビリに専念。2月下旬にスイングを再開し、対外試合では12日までに2本塁打を放って高校通算本塁打を52まで伸ばした。

　初めてプレーする聖地で、22日の市和歌山との初戦のイメージもできている。大会最速の149キロ右腕・米田天翼（つばさ＝2年）の映像もチェックしており「直球にスピード、重さがある」と表情を引き締めた。（柳内　遼平）