評価グングン上昇 阪神ドラ4・前川、13日G戦1軍デビュー 矢野監督「実力で上げられるくらいの内容」

[ 2022年3月13日 05:30 ]

教育リーグ   阪神0ー15中日 ( 2022年3月12日    鳴尾浜 )

<教育L 神・中> 4回無死、第2打席で豪快にスイングする前川(結果は見逃し三振) (撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 阪神のドラフト4位・前川(智弁学園)が、13日の巨人戦で1軍デビューを果たす。「7番・左翼」で即抜てき。先発起用を決断した矢野監督が経緯を明かした。

 「実力で(1軍に)上げられるくらいの内容も練習も。(2軍が)コロナで止まっちゃうことがなければもっと早く呼べたと思う」

 入団時からの評価はグングン上昇している。春季キャンプは安芸スタートながらも指揮官は「(早く)見たい」と口にしていた。当初は早期の1軍招集を本格検討していたものの2軍がコロナの影響を受けたために断念。ただ、前川はバットで猛アピールしていた。

 11日の教育リーグ・中日戦では4番で出場した。3安打2打点といきなり大器の片りんを披露し、この日の同戦でも2戦連続で4番だ。「結果は欲しいと思うんですけど、久しぶりの甲子園で自分のプレーをしたい」。高校時代には4度もプレーした聖地での大暴れを誓った。当然ながらセールスポイントは打力。宿敵には智弁学園の先輩でもある4番の岡本和もいる。伝統の一戦で未来の主砲候補が名刺代わり一打を放つ。(石崎 祥平)

続きを表示

2022年3月13日のニュース