巨人・原監督「全て白紙のようなチームだと思ってます」“坂本待ち”続く「やっぱり彼が打たないとね」

[ 2022年3月13日 16:46 ]

オープン戦   巨人2―2阪神 ( 2022年3月13日    甲子園 )

<神・巨>8回、選手交代を告げる原監督 (撮影・森沢裕)
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 6連敗で前日最下位に転落した巨人はオープン戦唯一の伝統の一戦となった阪神戦(甲子園)で2―2の引き分け。通算成績を2勝7敗2分けとした。

 2度目の先発となったドラフト3位ルーキーの赤星が5回を4安打無四球で零封。坂本の先制犠飛で勝利投手の権利を得て降板したが、3番手右腕・戸田が一時逆転を許し、1番起用に応えた立岡の同点打でドローに持ち込むのがやっとだった。

 巨人の原辰徳監督(63)は8回に同点の左前適時打を放った立岡について「彼のいいところは物おじしないところだからね。そういう点では今日はいいところが出たと思いますよ」と評価。6回に出た坂本の先制犠飛について聞かれると「しかしその後が続かないね。なかなかやっぱり本来の練習の1本というのがね。特にチャンスで出てこないね。やっぱり彼が打たないとね、なかなかチームとしてのリズムに出てこないね」とした。

 中田を前日の6番から5番へ打順を上げたことについて意図を問われると「意図って特に。まあ、試行錯誤しながら。何回も言うようだけど、全て白紙のようなチームだと思ってます。ですから、そこはもう、びっくりしないんじゃないの」とコメント。再び坂本について、状態が上がってきているのでは?と聞かれると「そうですね。だいぶ上がってきていると思いますね。守備も含めてね」と話していた。

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2022年3月13日のニュース