楽天・和田 プロ9年目初の開幕1軍入りへ3安打猛打賞 オープン戦は打率4割

[ 2022年3月13日 20:35 ]

オープン戦   楽天6―0DeNA ( 2022年3月13日    静岡・草薙 )

<楽・D>ヒーローインタビューを受ける和田(撮影・篠原岳夫)
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 楽天の和田恋外野手(26)がプロ9年目で初の開幕1軍メンバー入りへ大きく前進した。

 4番として3安打2打点と爆発し、チームのオープン戦単独首位浮上に貢献。13日現在オープン戦8試合で打率・400、4打点。チーム貴重な右の大砲として、キャンプ序盤からアピールしてきたことが結実しようとしている。

 この日の3安打は成長の証明だった。2回1死一、三塁は初球のカーブを先制の左翼フェンス直撃の2点適時二塁打。4回2死からは左前打を放つと、8回先頭の第5打席は侍ジャパン代表として東京五輪にも出場した山崎の外角直球を右越え二塁打にした。「ああいう投手から打ててすごく自信になる。意識しながら右方向にいい打球が飛んだ」。外野と一塁を守れるユーティリティーぶりも開幕1軍へのプラス材料だ。

 12日には同じく外野と一塁を守る新外国人のホセ・マルモレホス(29)が合流。島内、西川に加え山崎、小深田らも外野を守ることがあり、ポジション争いは激しさを増している。勝負の1年。巨人から移籍してきた大砲が「桜の大輪」を咲かせようとしている。

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2022年3月13日のニュース