1番起用に応えた巨人・立岡と一問一答「せっかくもらったチャンス」「勝ち取りたい」

[ 2022年3月13日 17:04 ]

オープン戦   巨人2―2阪神 ( 2022年3月13日    甲子園 )

<神・巨>8回1死一、二塁、立岡は同点の左前適時打を放つ (撮影・平嶋 理子)
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 巨人の立岡宗一郎外野手(31)が阪神戦(甲子園)で貴重な同点適時打を放ち、開幕1軍へアピールした。

 「1番・右翼」で先発出場。1―2と逆転されて迎えた8回、1死一、二塁のチャンスで入った第4打席で、この回から登板した5番手左腕・岩田の初球、外角低めスライダーを左前にしぶとく落とした。大城の代走に出ていた二走・増田大の好判断もあって一気にホームイン。立岡にとってはオープン戦初打点となった。

 立岡は0―0で迎えた6回には無死一、二塁で送りバントを決めて坂本の先制犠飛を演出。チームの全得点に絡んで3打数1安打1打点という結果だった。

 立岡との一問一答は以下の通り。

 ――11日の合流からアピールが続いている

 「せっかくもらったチャンスというところで、キャンプも2軍でしたし、そこで二岡さんだったり、小笠原さんにずっと指摘されて、言われてきたこと、上がって一発目の印象が大事だよということを言われていたんで、結果が出たのは今のところはいいのかなと思いますけど」

 ――二岡2軍監督、小笠原2軍打撃コーチと特に取り組んできたことは

 「やっぱりピッチャーに向かって行く姿勢とか、打席に立ったら対ピッチャーなので、余計なことは考えず、ピッチャーに圧力をかけられるように、はい」

 ――タイムリーも含めて早いカウントから積極的に

 「チャンスで初球というのは、僕はチャンスがある球だと思っているので、あとはそうですね、上がってすぐ(オリックスの)山本由伸投手とかも、追い込まれたらキツいピッチャーだと思うので、そういうとこもあって、たまたま初球打ちが続いているだけかなと思います」

 ――バントも大事な場面で

 「シーズンでもああいうケースで僕の打席だとバントだと思いますし、もっとしびれるとは思うんですけど、決められて、これからも失敗ないように、できることはきっちりやっていきます」

 ――好調の要因は

 「たまたま結果が出ている。ファームでも全然打てていなくて。それこそさっき言った二岡さんに、もっと、投手に向かっていくことの大事さ。ちょうどその話をしたすぐ後に上げてもらったので、自分の中では、対投手、自分の調子良い悪いは関係なく、その打席でできることを全力でやれるように準備して打席に立とうと思っています」

 ――1番起用について

 「初対戦の投手だったので難しいところもあるんですけど。自分のバッティングカウント、甘めに来たらスイングしようと決めていた。打ちにいけないケースとかも試合状況であると思うんですけど、そんな感じですね」

 ――開幕までアピールの意識は

 「みんなそうやって言うんですけど、今回松原もファームに行って、聖弥も悔しい思いをしていると思いますし、かといって自分も頑張らなきゃいけない。みんなで競争して、その中で勝ち取りたいなと思います」

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2022年3月13日のニュース