OP戦最下位の巨人、6連敗ストップならず 新人・赤星5回零封も打線が援護できず、2度目のドロー

[ 2022年3月13日 16:04 ]

オープン戦   巨人2―2阪神 ( 2022年3月13日    甲子園 )

<神・巨>4回も無失点に抑え、大城(右)とグラブタッチをする赤星 (撮影・森沢裕)
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 6連敗で前日最下位に転落した巨人はオープン戦唯一の伝統の一戦となった阪神戦(甲子園)で2―2の引き分け。通算成績を2勝7敗2分けとした。

 オープン戦2度目の先発マウンドとなったドラフト3位右腕・赤星が5回を4安打無四球で零封。0―0のまま迎えた6回、吉川、秋広の8、9番が連続内野安打でチャンスメークすると、1番・立岡が送って1死二、三塁とし、2番に入っていた坂本がここで右犠飛を放って貴重な先制点を叩き出した。

 だが、1―0で迎えた7回、この回から登板した3番手右腕・戸田が1死からロハス・ジュニアをストレートの四球で歩かせ、高卒新人の前川に右前へ初安打を許して一、二塁のピンチ。梅野を打ち取って2死としたが、小幡に左中間へ2点適時二塁打を打たれて1―2と逆転された。

 それでも直後の8回、2四死球で1死一、二塁とすると、立岡が初球を左前に落とす適時打を放ち、代走・増田大が二塁から同点のホームイン。オープン戦は9回打ち切りのため勝利はなくなったが、その裏、この回から登板した5番手右腕・直江が無失点に抑えてドローに持ち込んだ。

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