オリックス・宮城、開幕投手に浮上? 中嶋監督が左腕の修正点聞かれ「開幕投手としては…」とポロリ 

[ 2022年3月13日 05:30 ]

オープン戦   オリックス10―2巨人 ( 2022年3月12日    京セラD )

<オ・巨>初回表終了後、ベンチに戻る際に笑顔を見せる宮城(左は紅林)(撮影・坂田 高浩)
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 昨季の新人王左腕に、ブレーク翌年の不振「2年目のジンクス」とは無縁の予感だ。オリックス・宮城は4回2/3を1失点。要所を締める内容で、順調な仕上がりを示しても、求める理想は高かった。

 「悪いところは投球において全て。今のままでは、ローテーションに入ることは難しくなってくると思う。もっと内容の濃いものを求めていきたいです」

 初回先頭の坂本の中前打などで2死一、二塁で、ウィーラーを初球スライダーで二飛。2回先頭の中田にソロ被弾したほか毎回のように走者を背負ったが、最少失点だった。

 次戦は19日の阪神戦(京セラドーム)で最終調整する見込み。開幕投手大本命は山本で、宮城は昨年に引き続き2年連続で開幕2戦目となる26日の西武戦(ベルーナドーム)に向かうとみられる。

 中嶋監督は、報道陣から左腕の開幕までの修正点を聞かれ「開幕投手としては…えっ、今なんて質問しました?シーズンが始まるまでに?聞き間違えました。修正してほしいです」とユニークな言い回しで信頼を表現。続けて「3年目の投手にすごいレベルの高い話になるかもしれないが、そこ(トップクラス)を目指す投手ではあるので」と期待した。昨季25年ぶりのリーグ優勝の原動力となった左腕が、今季もキーマンになる。(湯澤 涼)

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2022年3月13日のニュース