怪物が完全復活間近 花巻東・佐々木麟太郎が53号

[ 2022年3月13日 19:07 ]

佐々木麟太郎
Photo By スポニチ

 第94回選抜高校野球大会(18日から13日間、甲子園)に向け、すでに関西に滞在している花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(1年)が13日、東山(京都)との練習試合で高校通算53号を放った。

 昨年12月に「胸郭出口症候群」で両肩の手術を受けたが、リハビリを経て復帰。前日12日に受けた代表取材では「練習試合が始まってバットもだいぶ振れるようになった」と手応えを語っていた。

 対外試合が解禁となった5日以降に3発を量産しており、自身初の甲子園でも期待を集める。

 ◇佐々木 麟太郎(ささき・りんたろう)2005年(平17)4月18日生まれ、岩手県出身の16歳。幼少時から「江釣子スポーツ少年団」で野球を始め、江釣子中では金ケ崎リトルシニアに所属。花巻東では1年春からベンチ入り。1メートル84、114キロ。右投げ左打ち。

 ▽花巻東 1956年(昭31)に花巻商として創立。82年に谷村学院が合併して現校名となる。野球部は創立と同時に創部し、甲子園は通算16勝(夏10勝、春6勝)を挙げ、夏は09、13年の4強、春は09年の準優勝が最高成績。主なOBは菊池(マリナーズからFA)、大谷(エンゼルス)のほかに広島・高橋樹也らがいる。 

続きを表示

2022年3月13日のニュース