ソフトバンク3月3日に“サンキュー”バトル!鷹の「サンキュー尾形」と竜の「39」山下 軍配は…

[ 2022年3月3日 22:42 ]

ソフトバンク・尾形
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 鷹と竜の“サンキュー対決”は、山下の選球眼が勝った。

 3日のオープン戦、ソフトバンク―中日戦で、ともに育成出身の背番「39」の投手と野手が対峙(たいじ)した。8回無死一、二塁で、打席には元ソフトバンクで中日の山下斐紹捕手(29)。マウンドには尾形崇斗(22)が、5番手登板していた。

 尾形は17年育成1位入団後、20年3月に支配下登録されて背番「120」から「39」に。同じ宮城県出身でお笑いトリオ「パンサー」のボケ担当、尾形貴弘の鉄板ギャグ「サンキュー!」のイメージそジのままに「サンキュー尾形」として、売り込みをかけてきた。

 山下は、10年のドラフト1位でソフトバンク入団。楽天でプレー後に、21年に中日に育成として背番「209」で加入。同年6月に背番「39」で、再び支配下登録されていた。

 対決は、尾形が3球連続でボール後にフルカウントとなり、フルカウントから山下が内角低めスライダーを見切った。この日は、3月3日。かけ算・九九の計算式でも3×3=9。ソフトバンクでつながった運命的ともいえるサンキューによるマッチアップだった。

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2022年3月3日のニュース