日本ハム・上沢　今成スカウトとの突然の別れに「これから恩返しができるかなと思っていた」

＜日・ヤ＞練習前、亡くなった今成スカウトに黙とうを捧げる新庄監督（中央）ら日本ハム選手、関係者ら（撮影・村上　大輔）
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　日本ハムの上沢直之投手が3日、ヤクルトとのオープン戦（札幌ドーム）を前に取材対応した。11年ドラフトで専大松戸高から6位指名を受けた際、担当スカウトだった今成泰章スカウト（享年67）の突然の訃報を受けて「僕がファイターズで野球をやっているのは、今成スカウトのおかげなので。すごく感謝していた存在でしたし、急だったので驚いています」と話した。

　毎年、契約更改後に今成スカウトに電話で1年間の報告をしてきた。「“しっかりやるんだぞ”と言ってもらえていたので。今年も“本当によく頑張ったな”と、そういう言葉をかけてもらった」と振り返る。最後に会ったのは沖縄・国頭キャンプだった。「まだまだ、これから恩返しできるかなと思っていたんですけど。寂しいですね」と、早すぎる別れを惜しんだ。