新庄監督 有言実行?ハートマークで初“リクエスト” 昨秋キャンプで宣言 初の対外試合で実行

[ 2022年2月8日 15:38 ]

<練習試合 阪神・日本ハム>プレハブからリクエストを要求する新庄監督(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハム・新庄剛志監督(50)が8日、就任後初の対外試合となる阪神戦(宜野座)に臨んだ。

 スタメンでは「3番・三塁」に万波、「4番・遊撃」に五十幡と、外野手登録の選手を内野手として起用。2番から6番打者まで本職ではないポジションで起用する“大シャッフル”で、早速新庄流を炸裂させた。選手自身も場内アナウンスで知った様子で、驚きの表情を浮かべていた。

 試合中は一塁側のプレハブ小屋とベンチを行き来しながら指示を出した。昨秋キャンプで宣言していた「ハートマーク」でリクエストをアピールするシーンも。7回、無死一塁から石井が打席に。二塁への打球を放ち、一塁を全力疾走で駆け抜けたがアウト。併殺打となった。これに小屋からハートでリクエストした。

 昨秋キャンプでは、野球界の改革を訴え、「ハートマーク」を新たなリクエストポーズにすると宣言していた。通常はリプレー映像を映すテレビモニターを意味する四角のジェスチャーをするが、新庄監督はまさかの「ハートマーク」を選択。「来年、これでいくよ。これ(四角)もこれ(ハート)も一緒でしょ。俺がやれば分かるよ。舌も出しておく」とおどけながら宣言していた。

 これにはテレビで中継解説していた藤川球児氏も笑みを浮かべ「ハートフルですねえ。これが流行ることを願いましょう」とコメントした。

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