ヤクルト 今季も「1点」集中、神タッチトレ敢行 本塁ペットボトルの隙間10センチを突け

[ 2022年2月8日 05:30 ]

ヤクルト浦添キャンプでホームベースにペットボトルを立ててスライディング練習する塩見(撮影・村上 大輔)
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 【キャンプ追球 ここにFOCUS】ホームベース上にペットボトルが2本。置かれたのは五角形の頂点と三塁側のラインの中間だ。2本の間は約10センチ。わずかな隙間へのタッチを狙って、山崎や宮本らヤクルト野手陣が何度もスライディングを繰り返した。

 「手を入れてさっと引けるように。ベースの前に手を入れたらタッチされることになる。回り込んできたときに、後ろの方をタッチしてほしいから」

 佐藤外野守備走塁コーチは意図を説明した。昨年は2軍担当で同様の練習に取り組んだ。1軍に配置転換された今季、森岡内野守備走塁コーチと話し合い、1軍キャンプのメニューにも導入。「ケガ防止の観点もある」と本塁突入の際、捕手となるべく接触せずにセーフになる狙いも兼ねている。ベースに触れるのが右手か左手かは、個々のやりやすい方に任せるという。

 昨年から高津監督が掲げてきた野球は「次の1点をどう取るか、1点をどう防ぐか」。昨年10月8日の阪神戦(神宮)では、山田が捕手のタッチをかわしながら右手でベースに触れて生還。先制点をもぎ取って優勝マジック11を初点灯させ、リーグ優勝、そして日本一への勢いを加速させた。指揮官は「今年も1点にはこだわりたい」と細かいプレーへの準備にも余念がない。

 “神タッチ”を反復練習した塩見は「難しいけれど、1点を争う場面で成功すればビッグプレーになる」と、うなずいた。球団初の連続日本一へ。今年もヤクルトが一球、ワンプレーにこだわる。(青森 正宣)

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