阪神・青柳　ノックの嵐に「きついですね」も漂う充実感「まだ若いんで全然良いかなと思います」

阪神・青柳
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　昨季の2冠投手でも容赦ないノックの嵐が襲った。阪神・青柳が馬場とともにサブグラウンドで特守を敢行。1時間以上も白球を追い、泥だらけになった。

　「きついですね。昨年はなかったですけど、毎年やっていたんで。まだ若いんで全然良いかなと思います」

　毎春、若手投手に“洗礼”を浴びせているのが福原投手コーチがノッカーを務める個別練習。2年ぶりに招集され、表情をゆがめながらも、球場を後にする際は充実の表情を浮かべていた。

　調整のピッチも上げる。実戦予定はまだ先でも連日ブルペン入り。「いいボールが行くことはあるけど、まだ確率が低い。実戦に向けて合わせていけたら」。久々に味わった“地獄の時間”がギアチェンジのきっかけになりそうだ。（遠藤　礼）