新庄監督の「ビッグボス本」キャンプイン前日、選手&スタッフに配布へ「“野村の考え”と一緒ですかね」

[ 2022年1月20日 05:30 ]

日本ハムのビッグボスこと新庄監督
Photo By スポニチ

 日本ハムの新庄監督がキャンプで門外不出の「ビッグボス本」を全選手、スタッフに配布することを明かした。11月に監督就任後の3カ月で「ぶっ倒れそう」になりながら、自身の考えをまとめた「70~80ページ」の本を完成させた。

 阪神時代の恩師である野村克也氏が「野村ノート」を基にミーティングを行ったことを例に挙げ「この案は“野村の考え”と一緒ですかね」と明かした。現役時代にミーティング嫌いだったことでも知られる指揮官は、ミーティングでは使用しないとし「選手が暇な時や疲れていない時に5ページずつでも読んでもらって、“あ、ビッグボスはこういう考えで野球をしたいんだ”っていうのを分かってもらいたい」と説明。400冊準備し、キャンプイン前日となる1月31日の全体ミーティングで配布する予定だ。

 今年2月発売予定の監督就任後初の著書「スリルライフ」(マガジンハウス)にも自身の考えが詰め込まれているが、「ビッグボス本」の内容については「これは発売しない。マル秘」と外部には公開しない考え。これまではSNSで送球の際の意識など金言や考えを惜しみなく披露してきた。ファンからは「他球団も強くしてしまう」と心配する声も上がるほどだったが、極上のイズムを詰め込んだ一作が完成。グラウンド内外で選手の野球脳を鍛えていく。

続きを表示

2022年1月20日のニュース