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DeNA・今永が開幕照準 2年ぶり3度目の大役へ「自分がやる気持ちで」

[ 2022年1月20日 05:30 ]

「俺最高」とプリントされたTシャツ姿でポーズを決めるDeNA・今永
Photo By 代表撮影

 復活を期すエースが、南国土佐で大役に名乗りを上げた。DeNA・今永が、高知市内での自主トレ後にオンライン取材に対応。開幕投手へ「そのマウンドに立つイメージをしている。自分がやる気持ちで、ライバルと競い合いたい」と力を込めた。

 気力は充実している。初めて自主トレの地として選んだ高知では、ヤクルト・寺島、中日・岡野、ロッテ・中村稔と汗を流す。球界の後輩たちから刺激も受け、ブルペン入りはすでに3度。順調な体づくりの先に、2年ぶり3度目の大役を見据える。

 20年10月に左肩を手術した影響で、昨年のキャンプは2軍スタートだった。5月23日のヤクルト戦で復帰登板。5勝5敗に終わったが、ローテーションを守る底力を見せた。左肩は13勝をマークした19年の状態まで回復。「痛みも何もない。自分の肩に戻った感覚」と、手応えも十分だ。

 7度の開幕投手の経験がある三浦監督は、その理想を「1年間ローテーションを守れる投手」と明かす。昨季は浜口が務めたが2軍落ちを経験。今季の争いは、大貫、ロメロとの三つ巴となるが、充実度では今永が一歩リードしていることは間違いない。指揮官も名乗りを上げた情報を耳にして「有力候補の一人。実績もある」と反応した。

 19日の12球団監督会議では、今季の延長12回制も内定した。今永は救援陣の負担軽減へ自身が果たす役割も胸に刻む。「常に完投する気持ちで登板する。年間で25、26試合投げることは考えている」と頼もしかった。

 照準は3月25日、本拠地・横浜スタジアムでの広島戦。「チーム内で“あいつでいい”と思われるように、野球以外もしっかりしたい。そしてほかを圧倒する投球、成績を残したい」。24年ぶりの日本一へ。エースはその一歩をハマスタから踏み出す意欲に満ちている。(大木 穂高)

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