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DeNA・中井 球史に刻む“メモリアル弾”2発 現役生活「感謝しかない」

[ 2021年12月29日 05:30 ]

惜別球人2021~セ・リーグ編

DeNA・中井
Photo By スポニチ

 08年2月の巨人・宮崎キャンプ。高卒1年目だったDeNA・中井は「とんでもないところに来ちゃったな…」と衝撃を受けていた。2年目を迎えた坂本が大ブレークする直前の春。そこから14年の現役生活を終え「ここまでやれるとは想像していなかった。いろいろな人との巡り合い、縁があったから。感謝しかない」と振り返った。

 146キロ右腕で高校通算28発の二刀流だった宇治山田商から、07年のドラフト3位で巨人入り。18年オフの戦力外通告を挟み巨人で11年、DeNAで3年プレーした。通算506試合で打率.243、16本塁打。「そんなに目立つことのない14年でしたけど…」と謙遜したが、球史に名を刻む星回りだった。

 2年目の09年の初本塁打はプロ野球全体での「平成生まれ初本塁打」。17年9月26日のヤクルト戦では自身通算10号が、巨人81年目での通算1万号だった。「振り返ると、本当に必死だった。与えられるんじゃなくて、自分でチャンスをつかまないといけないんだと。緊張感、厳しさを知った」とプロ生活で得た財産を表現した。

 来季からDeNAの「ゲームアナリスト」(スコアラー)に就任する。「選手の時は責任は自分で取ればいいけど、今まで以上にチームに対して責任がある。勉強してチームのためになりたい」。32歳の再スタートだ。(春川 英樹)

 ◇中井 大介(なかい・だいすけ)1989年(平元)11月27日生まれ、三重県出身の32歳。宇治山田商ではエース兼右翼手として3年夏の甲子園に出場。初戦で優勝した佐賀北に延長15回引き分け再試合の末敗退。07年高校生ドラフト3巡目で巨人入り。18年オフに戦力外通告を受け、DeNA入り。1メートル83、90キロ。右投げ右打ち。

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