阪神・矢野監督 ドラ1・森木に“球児イズム”注入して 来季も「SA」継続の藤川氏に期待

[ 2021年12月29日 05:30 ]

2月の宜野座阪神キャンプで藤川SA(左)とブルペンを見つめる矢野監督

 阪神・矢野燿大監督(53)が28日、来季もSA(スペシャルアシスタント)職を継続することが明らかになった藤川球児氏に、同じ高知県出身のドラフト1位・森木へ「球児イズム」を注入することを期待した。

 「球児も伝える、話をすることが好き。プロでこれだけやったピッチャーに話を聞いてもらえるというのは、森木とかは本当に大きな財産になると思う」

 藤川SAは今春同様に来春キャンプも1、2軍を視察予定。今年2月のキャンプでも積極的に選手にアドバイスを送る光景があった。現時点で、森木が1、2軍のどちらでスタートするか未定だが、いずれにしても“指導”することは可能で、未来のエース候補にとっても貴重な時間になることは間違いない。

 指揮官は「いい意味で、球児を利用するというか。惜しみなくやってくれるタイプなので」と続け、多くの選手に助言することも歓迎する。勝負の4年目を迎える来季に向け“火の玉ストッパー”も大きな戦力となる。(山本 浩之)

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