ソフトバンク・柊太 自己ワースト被本塁打22でツーシーム改良決意「直球と別にシュート寄りの球が必要」

[ 2021年12月29日 05:30 ]

練習のためペイペイドームを訪れた石川柊太
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの石川が28日、ペイペイドームで練習。27日に30歳の誕生日を迎えた右腕は今季の被本塁打の多さを反省し、課題克服のためツーシームの改良に意欲を示した。

 「ホームランを打たれないように強い直球と別にシュート寄りの球が必要」と石川。今季はプロ8年目で初めて規定投球回に到達したが、28試合登板で6勝9敗と負け越し、防御率3・40だった。被本塁打22は自己ワーストで、リーグで3番目に悪い数字。来年1月に千賀らと沖縄・宮古島で行う自主トレではツーシームをもう一度見直すつもりで「特に左打者の外角に逃げさせたり。フォークと合わせたり」とイメージを語った。

 今季は初の開幕投手も務めたが、「こだわりはないです」と冷静に話した。目指すのはあくまでチームの優勝だ。藤本監督が日本一でトレードマークの口ひげを剃ると公約を掲げたことに触れ、「剃るのではなく、抜きたい。ブラジリアンワックスで」と笑った。

続きを表示

2021年12月29日のニュース