イチロー氏 “イチ流走法”伝授&フリー打撃披露に「えぐい」 国学院久我山で選手指導

[ 2021年11月29日 18:10 ]

国学院久我山の選手の前でフリー打撃を行うイチロー氏
Photo By 代表撮影

 マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)が29日、秋季高校野球東京都大会を制し、来春の選抜高校野球大会の出場が有力な国学院久我山で選手指導を行った。高校生を指導するのは昨年12月2日から3日間行った智弁和歌山以来となった。また今後、年内に2校を指導予定となっている。

 内野でダッシュをしてアップをするイチロー氏のもとに質問をしようと選手が駆け寄った。引退した3年生を含む総勢82人がイチロー氏の話を聞こうと集合。走り方について質問を受けたイチロー氏は

 「まず真っすぐ走る。かかとをつく、つま先をつくのは次の段階。(ひざを)中に入れる。それと、腕を振れと言うけど、腕は後ろ(に振る)。後ろに(大きく)振ると、一歩が長くなる。肩甲骨が動き出すと、一歩が大きくなる。大きく使う。一つクリアしてから次。できたら次にステップする。一つができたら次。3つ以上とかはできない」

 と、選手たちの前で軽く走って実演。さらに「僕の足は内側に見える。外側にひざが回ると動きはロス。意識するだけで変わる。何日かでできることはないけど、でも、考えないと永遠にできない」と伝えた。

 その後、打撃ゲージに入りフリー打撃を実演。1打席目は55スイングで右翼のネットを越える本塁打を5本。2打席目は22スイングで6本のネット越え。20スイング目にネット越えの本塁打を放つも「終われないよね。もうちょっと捉えないと」と納得できず、ファールの後、本塁打を放つと納得したのか「終わり」と伝えた。

 フリー打撃で右に切れるファールを打つと「大きく曲がるのはダメ。こうなっている」と右肩が開くことに言及。キレイに右越えに伸びていく打球には「あの軌道がいい。切れない打球」。フリー打撃を見ていた選手たちは「うわー」「打球速い」「やばい」「えぐい」と驚きの声が漏れた。

 また、捕手を務めた選手から、イチロー氏のボールの見逃し方についての質問があると、「見逃すかと思ったらバットが出てくる。それが僕の目指しているところ。手が最後に出てくる。手がキープできている証拠」と答えた。さらに「キャッチャーがそれを感じることはすごくうれしい。谷繁さんに、松井秀喜とイチローはそれができていたと言われた。なかなかできないと谷繁さんに言われて、それを意識するようになった。目指しているところでもある」と明かした。

続きを表示

「始球式」特集記事

「新庄剛志」特集記事

2021年11月29日のニュース