中日・又吉 国内FA権を行使「自分が何をできるかを考えたい」

[ 2021年11月29日 12:35 ]

国内FA権公使の申請を行った中日・又吉
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 中日の又吉克樹投手(31)が29日、ナゴヤ球場で取材に応じ、国内フリーエージェント(FA)権行使の申請手続きを行ったことを明かした。

 「独立リーグの方々との約束や、これからも出てくる独立リーグの選手のためにも宣言したいというのはずっとあった。結果的に31歳になる年にFAを行使できた」

 又吉には阪神、オリックス、ソフトバンク、DeNAなどが獲得調査に乗り出していると見られる。球団選択の決め手については「そこにいって自分が何をできるかを考えたい。残るなら残って何ができるか、移籍したなら移籍したところでどういう恩返しができるかを考えた上で決め手にしたい」と話した。

 また、中日とは2度、交渉の場を持ったことも明かし「9日以降に(他球団と)いろいろ話を聞いた後にもう一度、ドラゴンズにはこちらから話をしたい。年明け前には決めて、新しい年を迎えたいのはあるが、別に期間は考えていない。自分が納得いくまで考えていい結果を出せるようにしたい」と説明した。

 又吉は8年目の今季はチーム最多66試合に登板し、3勝2敗8セーブ33ホールド、防御率1・28。年俸はBランクのため獲得には金銭か人的補償が必要になる。今後は12月8日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、9日から他球団も含めて交渉が可能となる。

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