イチロー氏 三振しない「最後のテクニック」を伝授 「今の時代、減ってきている」

[ 2021年11月29日 18:40 ]

国学院久我山の選手を指導するイチロー氏
Photo By 代表撮影

 マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)が29日、秋季高校野球東京都大会を制し、来春の選抜高校野球大会の出場が有力な国学院久我山で選手指導を行った。高校生を指導するのは昨年12月2日から3日間行った智弁和歌山以来となった。また今後、年内に2校を指導予定となっている。

 フリー打撃後、イチロー氏は選手たちには三振をしないための極意を明かした。「見逃すと思ったらバットが出てくる。手が最後に出てくる。手がキープできている証拠。どうやってそこ(内角高めの厳しいところ)をファールにするか。最後のテクニック。(追い込まれた状況で)次のチャンスを得るための技術。ゲームでそれができたら、すごく強い」と語った。

 「右バッターでそれができたのがジータ―。詰まらせて。ここ(後ろ)に残るのが特長。今の時代、減ってきている」とし、メジャーでは「1番から9番まで、バーンっとやるバッターが多くなっている。(できていたのは)マイク・スイーニー、マイケル・ヤング。(今なら)ブラットリー」と名前を挙げた。

 「今の選手だと、そういうのを持っている。考え方次第で(アプローチが変わる)。何をかっこいいかと思うで、それぞれ違う。価値観によって、プレースタイルが変わる。良し悪しではなくて、僕はピッチャーが嫌がるベストピッチをヒットにしたい。自分の最高の状態を求めても、なかなかキープできない。最高の結果を出すために、フラットな状態にいるのがポイント」と伝えた。

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