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イチロー氏 日本S第6戦のオスナの飛び出し「よくあるプレー」も「戻れる体勢にならないと」

[ 2021年11月29日 19:35 ]

国学院久我山高の選手に走塁指導するイチロー氏
Photo By 代表撮影

 マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)が29日、秋季高校野球東京都大会を制し、来春の選抜高校野球大会の出場が有力な国学院久我山で選手指導を行った。また今後、年内に2校を指導予定となっている。

 イチロー氏は走塁技術も選手たちに伝えた。「走塁の打球判断は簡単にならない。いつも難しい」とし「打撃、守備は簡単になることがあるけれど、走塁は簡単にならないよね」と判断の難しさを口にした。

 また「跳びながらする(リードする)のと、止まってするのでは、止まっている方が簡単。シャッフルで顔を動かしていると難しい。シャッフルをしてとった距離と、(ゆっくり出ていくリードでとる距離は)変わらない」と、一塁ベース上で自ら実演した。

 さらに二塁ベース上では日本シリーズ第6戦の3回で二走・オスナがバントの空振りで飛び出しアウトとなった場面に「よくあるプレー」とし、「バッターは当然、少なくてもファール。バットに当てないといけない。オスナはシャッフルによって、ストライクでバントするだろうと飛び出してしまった。ストライクだから(走者がアウトになっても)しようがないと言われがちだけど、僕はそう思わない。空振りでも(帰塁できる)判断が僕はできた方がいいと思う」と伝えた。

 「空振りしても、戻れる体勢にならないといけない。その判断がシャッフルだと難しい。そういうミスはゲームに大きく影響する。僕は長く(現役を)やっていたけど、走塁だけは簡単にならない。動いていると(判断が)難しい。できるだけ静かにリードをとる。やりたがらない理由が見つからないプレー。長い間やってきたことを変えることは難しい。自分で言い聞かせないとできない」と、走塁の考え方を説いた。

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