広島 マクブルームら新助っ人のキャンプ不在も覚悟 鈴木球団本部長「いるものでやるしかない」

[ 2021年11月29日 20:13 ]

広島が獲得したライアン・マクブルーム(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 政府が29日に新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の水際対策として外国人の入国停止を決めたことで、プロ野球の外国人選手への影響が避けられない情勢となった。

 広島の鈴木清明球団本部長は、マツダスタジアム内で取材に応じ「(来春キャンプは)いるものでやるしかない。臨機応変と言っても、やれることは限られている。特に新外国人は、どうなるか分からない」と動向を注視する考えを示した。

 今年1月には、入国規制が厳しい中で新外国人・クロンの早期来日が実現し、2月の春季キャンプを完走した例もある。ただし、同本部長は「それ(早期来日)もできないかもしれないし、どうなるか分からない」と楽観視せず。状況次第では、今オフに獲得したマクブルーム、アンダーソン、ターリーの新外国人3選手が来春キャンプ不在となる可能性も出てきた。

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2021年11月29日のニュース