巨人“苦手”高橋から今季21イニング目初得点!岡本和不在も4番・丸が気迫のヘッスラ!吉川先制打!

[ 2021年11月6日 15:07 ]

セCSファーストS第1戦   巨人―阪神 ( 2021年11月6日    甲子園 )

5回無死、丸はヘッドスライディングで内野安打を決める(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 セ・パ両リーグともに6日、クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ(S、3試合制)が開幕した。2年連続で本塁打と打点の2冠に輝いた4番・岡本和真内野手(25)が不在の巨人は、試合前まで16イニング無失点に抑えられている阪神先発の高橋から5回1死一、三塁のチャンスで吉川の中前打で先制した。

 4回に広岡が両軍初安打となる左前打。エース菅野と高橋の息詰まる投手戦。均衡を破ったのは巨人だった。5回先頭の4番・丸が気迫のヘッドスライディングで二塁内野安打。ノーアウトのランナーを出すと、続くウィーラーが送りバント。6番・中島がしぶとく右前打し1死一、三塁として7番・吉川が“巨人キラー”高橋のカットボールをうま中前に運び大きな先制点を奪った。阪神・高橋から今季21イニング目で初得点となった。

 10月31日に左脇腹を気にするそぶりを見せて練習を切り上げていた岡本和はコンディション不良で登録されなかった。

 巨人のCSは19年に続き13度目。ファーストSからは18年以来6度目となり、突破率は60%となっている。初戦は過去3勝2敗で、3勝全てで突破。逆に初戦を落とした11、16年はともに2戦目に勝利するも、3戦目を落とし敗退している。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月6日のニュース