楽天・石井監督　同点ソロ被弾の松井への“信頼”揺るがず　明日以降も終盤の起用を明言

パCSファーストS第1戦   楽天4―5ロッテ （ 2021年11月6日    ZOZOマリン ）

＜パCS1　ロ・楽1＞試合後、ベンチで松井に声をかける石井監督（左）（撮影・篠原岳夫）
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　「2021　パーソル　クライマックスシリーズ　パ」が6日に開幕し、3位・楽天がファーストS第1戦で2位・ロッテに4―5とサヨナラ負け。石井監督は試合後、8回に復帰後初登板で同点ソロを被弾した松井裕樹投手（26）の起用について明日以降も終盤で起用するかと問われ「もちろんです」と答えた。

　石井監督は4回3失点で降板した先発の則本昂について「則本は球の精度が悪く、捕手もサインを出しづらかったのではないか」とコメント。「8、9回に点を取れなかったのは仕方ないけど切り替えていくしかない。9イニングの中でどうやって点を取っていくかで、一度ひっくり返せたのは良かったが…」と試合を振り返った。

　今季24セーブを挙げていた松井は8月下旬に右太腿痛で登録抹消。結局レギュラーシーズンに戻ってくることはできず、大一番でいきなり1点リードの8回に起用。エチェバリアに痛恨の同点ソロを被弾してしまったが、明日以降も終盤で起用するかとの質問に「もちろんです」と即答。

　ファイナルS進出へ2連勝するしかない状況となったが「ウチは2つ勝つしかない。明日から2つ勝てるように頑張ります」と前を向いた。