原監督あすの岡本和復帰は「まあよく分からないね」も「少しずつ良くなっている」切望ヒーローはウィーラー

[ 2021年11月6日 19:05 ]

セCSファーストS第1戦   巨人4―0阪神 ( 2021年11月6日    甲子園 )

左脇腹を気にしながらノックを受ける岡本和(撮影・森沢裕)
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 セ・パ両リーグともに6日、クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ(S、3試合制)が開幕し、先発したエース菅野智之投手(32)の快投でシーズン3位の巨人が2位の阪神に4―0で完勝しファーストS下克上突破に王手をかけた。

 前日に4番・岡本和不在の打線について「短期決戦ではラッキーボーイ的なヒーローを出さなければ」と語っていた原監督。4番に丸、5番にウィーラーを起用した采配がズバリと当たり、2打席連続適時打で3打点を挙げたウィーラーが見事に岡本和不在の打線のヒーローになったことに「そうですね、非常に献身的なプレーヤーですし、今日は大きな仕事をしてくれたなと思いますね」と手放しで陽気なムードメーカーを称えた。

 5回の先制の場面では先頭の4番・丸が気迫のヘッドスライディングで一塁に滑り込みチャンスをつかんで打線に勢いをもたらしたが「どうですかね。まあ、ヘッドスライディングで一塁へというのは褒められたプレーではないとは思うけれども、やっぱり、何て言うんだろう、気持ちというか本能というかね、そういったものがああいうプレーに出るのかなと思います。しかしやっぱり一塁へのヘッドスライディングは気をつけてくれと、まあそこは反省の中でね、ミーティングで選手には終わったら伝えようと思います」と先の戦いを見据えた。

 練習では状態が上がってきているように見えた岡本和については「いやあ、まあよく分からないね、そこのところは。明日になってみないと分からないしね、うん。まあしかし、少しずつ良くなっているのは事実じゃないでしょうか」と明言を避けた。

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